ホワイトニング禁忌について
<ホワイトニング禁忌>
1 絶対的禁忌⇒ ホワイトニング剤にアレルギーがある患者
無カタラーゼ症の患者{オキシドールを傷口に塗布しても白い泡がたた ない人}
2 相対的禁忌⇒ 妊婦、授乳中の人
{出産、授乳期間終了後にホワイトニング可能}
3 診断により禁忌と⇒ エナメル質、象牙質形成不全や重篤なテトラサイクリン変色歯
する場合 は効果が期待出来ない場合がある
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<ホワイトニング禁忌>
1 絶対的禁忌⇒ ホワイトニング剤にアレルギーがある患者
無カタラーゼ症の患者{オキシドールを傷口に塗布しても白い泡がたた ない人}
2 相対的禁忌⇒ 妊婦、授乳中の人
{出産、授乳期間終了後にホワイトニング可能}
3 診断により禁忌と⇒ エナメル質、象牙質形成不全や重篤なテトラサイクリン変色歯
する場合 は効果が期待出来ない場合がある
どうもこんにちは
勤務医の植田です。
最近は梅雨まっただ中で湿気でむしむしとした日が続いていますね(^_^;)
早く梅雨明けてほしいものですが、するとまた熱い夏がやってきます。
ただ、今年はみんなで協力して節電を心がけてエコな過ごし方をしていかないといけないですね。
今回はどのような金属がアレルギーを起こしやすいかについてです。
東京医科歯科大学歯科アレルギー外来では訪れた患者のパッチテストの陽性率の調査を1998年~2007年まで過去10年調査をしていて、2006年・2007年での陽性元素の件数としてデータが出ています。
その結果では一番多いのがNi(ニッケル)で、二番目がCo(コバルト)、三番目がHg(水銀)、4番目がPd(パラジウム)となっています。
過去10年における陽性率の結果での考察によると、近年はアマルガムや銀合金に多く含まれる水銀やスズは陽性率が減少傾向であるが、金銀パラジウム合金の成分であるパラジウム、銅の陽性率は上がってきているとのことです。
金銀パラジウム合金とは保険診療で主に使われる金属で、これらの金属から溶出してきてアレルギーを引き起こす可能性はあるかもしれません。またNi(ニッケル)は主に矯正器具であるワイヤーにも使われています。もし矯正をしていてアレルギー様症状が出たら一度相談してみるのもいいと思います。
近年は金属を使わない、審美的なニーズが高まっているのでオールセラミックなどセラミックなどのメタルフリーの治療もありますので、金属アレルギーになる前に金属接触のリスクをさけて行うのも賢明な判断かもしれません。
医療法人社団優恒会松村歯科医院理事長/松村光明
東京医科歯科大学歯学部附属病院歯科アレルギー外来臨床教授
日本臨床環境医学会評議員
東京医科歯科大学臨床研修施設指定医療法人社団優恒会理事長
1980年 東京医科歯科大学歯学部卒業同第2歯科補綴学教室入局
1987年 同第2歯科補綴学大学院卒業
1990年 医療法人社団優恒会松村歯科医院開設(世田谷区)
東京医科歯科大学第2歯科補綴学教室非常勤講師
1997年 日本歯科補綴学会認定医・指導医
1999年 東京医科歯科大学歯学部歯科アレルギー外来臨床教授
2003年 日本臨床環境医学会評議員
2004年 医療法人社団優恒会クローバー歯科医院開設(練馬区)
2005年 医療法人社団優恒会松村歯科医院
東京医科歯科大学臨床研修施設指定
2006年 日本審美歯科学会日本接着歯科学会