2011年9月

①消化を助け肥満の防止も
食べ物を噛む事で唾液の分泌をよくし、消化・吸収が向上し、血糖値を高め満腹感を感じさせます。

②成長促進と老化防止
唾液にはパロチンというホルモンが含まれていて、子供では発育促進、大人では老化防止に効果ががあるといわれています。

③顎の組織を強くし、顔・形の正しい発育を促進
噛む事で、顎や頭部の骨・筋肉などの組織が強くなります

④味覚の発達
噛む事で、舌の味細胞を刺激、発達させます。

⑤口中の自浄作用
噛む事により唾液の分泌量が増え、自浄作用があがります。

⑥ガン予防にも
唾液に含まれるペルオキシダーゼやカタラーゼなどの酵素が、発がん物質の催奇形性を減少させるといわれています。

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  □冷たいものが歯にしみることがある

  □一日に歯磨きをしないことがある

  □歯が痛むことがある

  □穴のあいている歯がある

  □歯に変色が見られる

  □定期検診を受けていない


以上の項目に一つでも該当したら虫歯の可能性があるものと考えられます。
早めに歯医者さんを受診し処置をしてもらうことをおすすめします。


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こんにちは、勤務医の植田です。

きょうはインプラントについてちょっとお話を。

インプラント治療は、失われた歯に対する治療法としての入れ歯、ブリッジ(失われた歯の隣の歯を削って橋渡しの様につないでかぶせる方法)につづく第3の方法です。

ここ十年くらいでしょうか、インプラントを行われる患者さんは増えてきています。

インプラントは失われた部分の骨に人工歯根を入れることでそれが骨と一体化することでその人工歯根の上にかぶせものを入れる方法です。

なのでメリットとしては隣の歯を削らなくていいということがあります。また噛みごこちも入れ歯に比べると断然自分の歯の様にお使いいただけると思います。

デメリットとしては保険診療ではないので費用がかかることと、人工歯根と骨とが一体化するのに期間が必要(骨の状態によって3~6カ月くらいはかかります)ということです。

また、骨の診断としてCT撮影による事前の診断が必要です。骨の状態によってはインプラントを行うことが難しいこともあります。
現在は骨がない場合や上のあごに入れる場合に上顎洞というところと距離が入れるない場合はオプション治療により、難しい症例でもインプラントを行えるようになってきています。


入れ歯が嫌だ、もっとしっかり噛んで食べ物を食べたいという方は相談してみてください(*^_^*)

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虫歯の痛みは経験した人でないと分かりづらいかと思います。
ごく初期段階であれば、通常は痛みはないようです。
ここから少し進行すれば、まず甘いものがしみるようになります。
さらに進むと、冷たいものがしみるようになります。
虫歯が歯髄にまで到達するころには、冷たいものだけでなく熱いものもしみるようになっています。
またこの状態で歯髄炎を起こすと、何もしていないのに常時虫歯の痛みを感じるようになります。
このような状態に陥る前に、早めに治療に取り掛かりましょう。

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一般に智歯(特に下顎)の萌出するスペースが不足しているので、その萌出位置や方向に異常が生じ、歯冠周囲の隙間やポケットへ食物が圧入し歯冠周囲組織は急性や慢性炎を生じやすい。
この病態を智歯周囲炎(perico)と呼ぶ。

また、この炎症が咬筋や内側翼突筋に広がると、開口障害や嚥下障害をきたす。さらに顎下隙や側咽頭隙に広がると重篤な炎症病態となり不幸な転帰をとることもある。

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