2011年8月28日 - 2011年9月 3日

一般に智歯(特に下顎)の萌出するスペースが不足しているので、その萌出位置や方向に異常が生じ、歯冠周囲の隙間やポケットへ食物が圧入し歯冠周囲組織は急性や慢性炎を生じやすい。
この病態を智歯周囲炎(perico)と呼ぶ。

また、この炎症が咬筋や内側翼突筋に広がると、開口障害や嚥下障害をきたす。さらに顎下隙や側咽頭隙に広がると重篤な炎症病態となり不幸な転帰をとることもある。

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*発育が遅れる
 食べ物を十分噛み砕くことができず、栄養が充分にとれず、発育・発達が遅れたりします。また、むし歯が気になり、集中力を失い、精神的に不安定になることがあります。
*顎や顔の発育に悪影響
 むし歯のために充分な咀嚼ができない結果、顎の発達がいびつになったり、ゆがみがでることがあります。
*歯ならびが悪くなる
 乳歯がむし歯になると、永久歯との交替がうまくいかず、歯ならびを悪くしたり、不正咬合の原因になります。
*他の病気を併発する
 歯や歯ぐきの病気は、病巣感染をおこしやすい病気の一つです。

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