2011年2月 7日

どうもこんにちは☆

勤務医の植田です(^◇^)


今日はアレルギーについてお話します。
アレルギーの語源はギリシャ語『allos変化』+『ergo作用、能力』→変化した反応能力
で、現在は免疫機能による生体障害を『アレルギー』と言っています。

歯科に関連するアレルギーは

Ⅰ型:アナフィラキシー反応
Ⅱ型:組織障害反応
Ⅲ型:免疫複合体反応
Ⅳ型:細胞性免疫反応

の中で特にⅠ型とⅣ型が大きく関与しているといわれています。


Ⅰ型のアナフィラキシー反応は即時型アレルギーと呼ばれ、
抗原との接触後、短時間(5~10分)でおこる反応です。
これと関係が深いものとして、花粉症・じんましん・喘息・アトピー性皮膚炎・ハウスダストアレルギー、薬物アレルギーなどがあります。
歯科では、ゴム手袋や根っこの治療のときに使用されるラバーダムといわれる製品に含まれているラテックスアレルギーがあります。

そのためラテックスゴムを使用する医師や歯科医師、看護師など医療従事者に多いと言われています。または医療従事者がつけたラテックスを含む手袋に触れて反応する一般患者もいるようです。

そのため、ラテックスフリーの手袋やラバーダムというのも出てきています。

今度はⅣ型アレルギーについて書こうと思います。

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