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2010年11月 1日
パッチテストの流れ
液体あるいはペースト状の試薬を適量テープに付け、背中または腕に2日間貼る。
2日後、テープを剥がし、2日目、3日目と7日目の皮膚反応を国際接触皮膚炎学会の基準に従って判定する。
金属アレルギー症例
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)症例
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)症例
ニッケル(Ni)メッキされたネックレスによるアレルギー
ジーンズのボタンとバックルに含まれているニッケル(Ni)によるアレルギー
右の写真では、ニッケル(Ni)の試薬である4番と5番に強い陽性反応を認める(パッチテスト7日後)
【治療前】
【治療後】
砂場の砂に含まれる金属が原因のアレルギー(上)
砂遊びをやめて治癒した(下)
【歯科治療によるアレルギー症例】
口腔内に装着された金銀パラジウム合金が原因で生じた脱毛症(左)
口腔内の金属の除去により治癒した(右)
【治療前】
パラジウム(Pd)、イリジウム(Ir)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)の多価アレルギーによる貨幣状湿疹(左)で、初診時(右)口腔内にも多種類の金属補綴物が認められた。
【治療後】
メタルフリーでの修復後(右)、皮膚疾患は完全治癒している(左)。