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2010年11月 2日

審美歯科(メタルフリー修復)

イメージ 項目 金額(消費税込)
白い歯によるむし歯治療 白い歯によるむし歯治療(部分充填) つめものの場合
5,500円~16,500円/1歯
銀歯を白い歯に交換(部分充填) つめものの場合
5,500~16,500円/1歯
ハイブリッドセラミックスインレー・アンレー ハイブリッドセラミックスインレー・アンレー 38,500円~55,000円/1歯
ハイブリッドセラミックス冠(クラウン) ハイブリッドセラミックス冠(クラウン) 71,500円/前歯1歯
ジルコニアセラミックス冠 ジルコニアセラミックス冠(クラウン)
(セルコンスマートフィット/ラバ/ゼノ)
132,000円~143,000円/1歯
ラミネートベニア ラミネートベニア(部分的にはりつける治療法)
ハイブリッドセラミックス
55,000円~77,000円/1歯
ラミネートベニア(部分的にはりつける治療法)
セラミックス
66,000円~88,000円/1歯
ファイバーポストを使用したコア 金属を使わない白い土台
(ファイバーポストを使用したコア)
16,500円~27,500円
仮歯 仮歯 2,750円~3,300円/1歯

金属を使った詰め物(インレーアンレー)・被せ物(クラウン)

※(使用する金属中の金の含有量で各種あります)

イメージ 項目 金額(消費税込)
コバルト・クロム合金 金属インレー・アンレー(金合金) 22,000円~44,000円/1歯
金属インレー・アンレー(チタン) 44,000円/1歯
金属冠(クラウン) 金属冠(クラウン)(金合金) 44,000円~77,000円/1歯
金属冠(クラウン)(チタン) 88,000円/1歯
セラミックス・メタルクラウン セラミックス・メタルクラウン
(陶材(セラミックス)焼付金属冠)
88,000円~132,000円/1歯
ハイブリッドセラミックス・メタルクラウン ハイブリッドセラミックス・メタルクラウン
(ハイブリッドセラミックス焼付金属冠)
66,000円~88,000円/1歯
金属の土台 金属の土台(金合金) 16,500円~38,500円/1歯
金属の土台(チタン) 44,000円/1歯

インプラント

項目 金額(消費税込)
インプラント手術代から冠完成まで 275,000円~495,000円
ストローマンシステム 275,000円~385,000円/1歯
ノーベルバイオケアシステム 330,000円~440,000円/1歯
3iシステム 330,000円~440,000円/1歯
GBR(骨造成手術) 110,000円~220,000円

義歯

イメージ 項目 金額(消費税込)
コバルト・クロム合金 金属床 コバルト・クロム合金 330,000円~440,000円/1床
金属床 チタン合金 385,000円~550,000円/1床
金属床 純チタン 440,000円~660,000円/1床
金属床 白金加金 660,000円~880,000円/1床
テレスコープ義歯 バネを見せない義歯(テレスコープ義歯) 330,000円~550,000円/1床
自費用レジン床 自費用レジン床 55,000円~165,000円/1床
バネを見せないナイロン製義歯 バネを見せないナイロン製義歯 77,000円~330,000円/1床

ホワイトニング・クリーニング

イメージ 項目 金額(消費税込)
ホワイトニング・クリーニング ホームホワイトニング(PMTC、カスタムトレー込み)
上下顎
55,000円
オフィスホワイトニング(PMTC込み)
前歯上下12歯
55,000円
PMTC(衛生士による歯周病のメンテナンス) 5,500円
ホワイトニングメンテナンス 5,500円
レーザー照射 4,400円

歯列矯正

イメージ 項目 金額(消費税込)
初診相談料 初診相談料 0円
金属ブラケット マルチボンディングシステムによるマルチブラケット法
金属ブラケット使用
前期440,000円
後期440,000円
セラミックスブラケット マルチボンディングシステムによるマルチブラケット法
セラミックスブラケット使用
前期605,000円
後期440,000円
床矯正装置 床矯正装置 220,000円~330,000円

スポーツマウスガード

項目 金額(消費税込)
カラフルなマルチレイアーマウスガード 16,500円

2010年11月 1日

パッチテストの流れ

パッチテストの流れ
液体あるいはペースト状の試薬を適量テープに付け、背中または腕に2日間貼る。
2日後、テープを剥がし、2日目、3日目と7日目の皮膚反応を国際接触皮膚炎学会の基準に従って判定する。

金属アレルギー症例

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)症例
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)症例

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)症例
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)症例


金属アレルギー症例
ニッケル(Ni)メッキされたネックレスによるアレルギー

金属アレルギー症例
ジーンズのボタンとバックルに含まれているニッケル(Ni)によるアレルギー
右の写真では、ニッケル(Ni)の試薬である4番と5番に強い陽性反応を認める(パッチテスト7日後)

【治療前】
金属アレルギー症例
金属アレルギー症例
【治療後】
金属アレルギー症例
砂場の砂に含まれる金属が原因のアレルギー(上)
砂遊びをやめて治癒した(下)

【歯科治療によるアレルギー症例】
金属アレルギー症例
口腔内に装着された金銀パラジウム合金が原因で生じた脱毛症(左)
口腔内の金属の除去により治癒した(右)

【治療前】
金属アレルギー症例
パラジウム(Pd)、イリジウム(Ir)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)の多価アレルギーによる貨幣状湿疹(左)で、初診時(右)口腔内にも多種類の金属補綴物が認められた。
金属アレルギー症例
【治療後】
金属アレルギー症例
メタルフリーでの修復後(右)、皮膚疾患は完全治癒している(左)。

2010年10月30日

パッチテストの判定基準

パッチテストの判定基準


アレルギーパッチテストの流れ
(※東京医科歯科大学付属病院歯科アレルギー外来調査データより)

元素別パッチテスト陽性患者数
1998年から2002年は水銀(Hg)が最も多かったが2003年から2005年は
ニッケル(Ni)が最も多くなったまた近年では、パラジウム(Pd)に対しての陽性値も高くなっている。

2010年10月19日

歯科用レーザーの特徴

歯科用レーザー
麻酔なしでもほとんど無痛
虫歯の治療では、どうしても歯の健康な部分も削らなくてはいけません。しかし、レーザー治療では虫歯になった部分だけを取り除くことができるので、健康な部分を多く残すことができ、痛みも少なくてすみます。

そのためレーザー治療ではほとんどの場合、麻酔をつかいません。痛い治療も、麻酔のふわふわした感じも苦手...という方にはぴったりの治療法なのです。

歯科用レーザー治療前後
削らずに虫歯が治せる
レーザーには、虫歯の進行を抑制する効果があり、さらにフッ素の吸収もよくしてくれます。そこで、虫歯の初期の段階であれば、レーザー治療とフッ素の塗布をおこなうだけで、歯を削らなくても簡単に完治できます。

また歯質を強化してくれるので、虫歯になりにくい強い歯をつくれることや、歯茎の黒ずみを抑えることができる、というメリットも。虫歯予防や審美歯科としても効果的です。

歯の根の殺菌もできる
これまで、虫歯が歯の根っこまで進んでしまっている場合は、神経を抜いたり、抜歯したりしなければいけませんでした。

こういった症状でも根の殺菌も可能なレーザー治療であれば、神経を取らずに治せる場合があります。治りづらい歯の痛みでお悩みの方も一度ご相談ください。

出血のない抜歯が可能
レーザー治療では、切開と同時に止血と滅菌がおこなえます。

そこで、抜歯時や歯肉炎による歯茎からの出血の場合にはレーザー治療を用いることで、出血を抑えた治療ができます。特にお子さまの歯の生え変わりの時には出血がないのでこわくありません。

他にも、口内炎やできものの除去や歯周病治療、知覚過敏(冷たいのもを飲んだときのあのしみる感じ)の治療にも効果的です。

歯茎の黒ずみ(タトゥー)・メラニン色素の沈着
喫煙や金属の被せ物などによって起きる歯茎の黒ずみは、審美的に欠けている金属の被せ物が原因である場合、アレルギーを引き起こす可能性もあります。

ガムピーリングといった薬液で歯ぐきを漂白する方法がありますが、来院日数が多い事や、深い着色には効果が少ない場合があります。

レーザー治療は、処理が一回のみで済むことが多い事、出血やタイムダウンが少ないことが利点です。

2010年10月15日

【ホワイトニング】白く美しい口元を手に入れる

白く美しい口元
歯みがきや歯のクリーニングでは落ちない食べ物による着色、年齢、遺伝、薬などによる歯の黄ばみを、歯を削ることなく白くする方法です。ホワイトニングは、歯の表面にホワイトニング剤を塗布し、歯の黄ばみ、色素を分解して歯を白くしていきます。天然の歯を白くしていくため、自然な色の仕上がりになり、笑顔の魅力度が格段にアップします。

<ホワイトニングのメリット>
・歯を傷つけることなく白くできる
・自分で色の調節ができる
・他の治療と比べて費用が安い

<ホワイトニングのデメリット>
・人によって効果にばらつきがある
・色が戻ってしまうので、継続が必要

短期間でできるホワイトニング

ホワイトニング歯科医院にてホワイトニングをおこなうことを言います。短期間で歯が白くなりますので、お急ぎの方に向いております。ただ、ホームホワイトニングよりも強い薬剤を使用するため、ときどきしみたりすることもございます。白さをさらに追求したい場合、後戻りをできるだけ防ぎたい場合にオススメです。

ライフスタイルに合わせてホワイトニングができる

ホワイトニング「ホームホワイトニング」とは、歯科医から指導を受け、ご自宅にて患者さんご自身がおこなうホワイトニングのことを言います。

患者さんの歯並びにフィットしたマウストレーを作成し、それに低濃度のホワイトニング剤を注入して装着するだけ。手軽にできるのが特徴です。毎日2~8時間装着しているだけで、1週間程度で歯が白くなっていきます。寝ている間でも治療できるため、忙しい方にもお勧めできる治療法です。

【歯科アレルギー治療】歯科材料によるアレルギー症状を改善

アレルギー症状を改善
「歯科治療を受けてから、体調がどうもすぐれない」
「もともと治りにくい口内炎や皮膚トラブルがある」
「ネックレスや指輪などの金属製品でかぶれやすい」

こんな症状でお悩みの方はいらっしゃいませんか?ある金属が肌に触れることで、症状を発症する金属アレルギー。近年、お口の中に装着している義歯や詰め物など、歯科で使用される金属が原因となり、顔・全身にアレルギー症状を発症する方が増えています。

当院では歯科アレルギー外来を開設。東京医科歯科大学歯学部附属病院にある歯科アレルギー外来の臨床教授である院長を中心に、精度の高い治療をおこなっています。もしこのページをご覧になり、歯科アレルギーが疑われる場合、一度当院までご相談いただくことをお勧めします。

東京医科歯科大学歯学部附属病院
歯科アレルギー外来の年度別受診患者数(男・女別)

歯科アレルギー外来の年度別受診患者数
※東京医科歯科大学歯学部附属病院 歯科アレルギー外来データより

金属アレルギーにより引き起こされる疾患とは?
どのような物が金属アレルギーを起こしやすいのですか?
症状が出れば歯科金属が原因でしょうか?
どのように治療するのですか?
インプラントは金属アレルギーにはならないのですか?
治療の流れについて教えてください
金属アレルギー発症の因子
金属アレルギーと誤解されやすい例

金属アレルギーにより引き起こされる疾患とは?

金属アレルギーによる疾患当院ではアレルギー外来を開設して以来、全身のさまざまな疾患を抱えている患者さんが金属アレルギーを疑い来院しています。ここでは、歯科材料、特に歯科金属によるアレルギーが引き起こす代表的な疾患を紹介します。

ここで知っておいていただきたいのは、歯科治療による金属アレルギー疾患は口の中ばかりではないということ。アトピー性皮膚炎など、顔や身体など直接金属が触れていない部位に症状が出ることもあるのです。

顔面・口の中に起こる症状
口内炎、歯肉炎、口唇炎(こうしんえん)、舌炎、口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん:口腔粘膜における慢性の角化異常を伴う病変のひとつ)など

全身の症状
アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、扁平苔癬、皮膚そう痒症、ステロイド皮膚症、脱毛症、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう:手のひら・足の裏、あるいはその近辺にできる小さな水疱)など

どのような物が金属アレルギーを起こしやすいのですか?

金属アレルギー現在、金属アレルギー発症の因子は、ネックレス、ピアスなどのほかに、ヘアピン、髪飾り、眼鏡フレーム、化粧品などがあげられます。

これらの品物には、水銀、ニッケル、クロム、コバルト、パラジウムなどアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因となるもの)が含まれており、全身のアレルギー疾患を引き起こす可能性があります。

特に近年増加しているのが、各種歯科金属によるアレルギー疾患です。金属の詰め物・被せ物・入れ歯には、アレルゲンとなりうる金属が使用されています。

多種多様の合金で作った詰め物、被せ物を装着していると、歯科金属に含まれる金属が溶け出し、口内炎や歯肉炎はもちろん、アトピー性皮膚炎や口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)などの全身の症状があらわれてくるケースがあります。

症状が出れば歯科金属が原因でしょうか?

歯科治療後に口腔内に症状が発生した場合、歯科金属との関連性が強くなります。とはいえ、顔面・口腔内に症状が出たからといって、歯科金属だけが原因とは限りません。症状を正しく把握し、原因を突き止めるためにも、パッチテストなどのしっかりとした検査をおこなうことが、治療への第一歩といえるでしょう。

どのように治療するのですか?

金属アレルギーとひとくちにいっても、私たちの身のまわりには、いろいろな種類の金属があります。どの種類の金属が患者さんの体質に合わないかを正しく調べることが大切です。

パッチテスト
お口の中の金属にアレルギーがあるかないかを調べるために、歯科用金属をすべて網羅した、歯科用金属シリーズパッチテストを用いて、パッチテストをおこないます。

ちなみに、このパッチテストは、東京医科歯科大学附属病院歯科アレルギー外来で実施しているものと全く同じ検査です。
パッチテスト

口腔内金属成分検査分析
パッチテストでアレルギーのある金属元素が判明すると、それがお口の中にあるのかを調べる検査をおこないます。お口の中の金属は外さずにそのまま検査が可能な方法でおこないます。具体的には、タービンを使って金属の表面を擦(なす)り、金属粉末を採取して分析します。

アレルゲン除去
分析の結果、アレルゲンが口の中の歯科金属に含んでいると判明した場合、これらを除去する必要があります。具体的には詰め物・被せ物・入れ歯などを、アレルゲンフリーの材料(セラミックやプラスチック)への交換治療をおこないます。

<アレルゲンフリーの材料>
オールセラミックス
白く透明感のあるセラミックス(陶器)を使用した被せ物です。内部に金属を一切使用していないため、歯を自然な色合いにしていきます。長く使用しても変色することもありません。

歯周病などで歯肉が下がっても、差し歯独特の黒いすじが見えないといった特徴もあります。近年では人工ダイアモンドである「ジルコニア」を使用した高い強度を持ったオールセラミックが注目されています。

ノンクラスプデンチャー
金属のバネ(クラスプ)を使わず、装着していても人目につきません。また、弾性と強度があるので、装着感が少なく、壊れにくいといった特徴もあります。

ほかにも、材質のつなぎ目がほとんどないため、お掃除がしやすく衛生的といった点があげられます。

インプラントは金属アレルギーにはならないのですか?

当院に来院する患者さんの中には、インプラント治療前の金属アレルギー検査を希望される方や、インプラント治療後の金属アレルギーを疑い来院する方が増えています。その背景には、昨今のインプラントにまつわるトラブルなどがあると考えられます。

しかしながら、実はインプラントに使われているチタンは、生体親和性が高く、金属アレルギーが生じにくい材料です。とはいえ、インプラントはいくつものパーツで成り立っており、それらのパーツがアレルゲンとなっているケースも十分考えられます。「インプラント治療後に何らかの金属アレルギーのような症状があらわれた」という方は、一度ご相談ください。

治療の流れについて教えてください

検査
普段から皮膚の弱い方、口内炎のできやすい方、金属を使用する歯科治療に心配のある方など、ケースに応じて全身のコンディションと共にきめ細かく検査をおこないます。

パッチテスト
検査薬を浸した絆創膏を皮膚に貼り、患者さんそれぞれの体質に合わない種類の金属を見つける検査です。歯科用金属のほかにも、歯科用レジンやセメント材といった様々な材料の検査ができます。

診断
パッチテスト、特殊な問診、レントゲン検査、口腔内診査などをもとに、金属アレルギーの診断をいたします。

修復治療・交換治療
お口の中の金属成分分析検査で、体質に合わない種類の金属がお口の中に発見されたときは、体質に合った材料に置き換えることが望まれます。

アフターケア
通常の歯科治療と同じく、金属アレルギーの治療もアフターケアがとても大切です。アレルギー症状は、全身のコンディションにより大きく左右されます。患者さんご自身も日常の健康維持にご留意いただくと共に、必ず定期健診をお受けください。

金属アレルギー発症の因子

金属アレルギー発症の因子はこんなところにある!
金属アレルギー発症の因子
金属アレルギー発症の因子
※QDT 2009年7月 全身と補綴治療を考える歯科医師・歯科技工士に必要な金属アレルギー入門 より

金属アレルギーと誤解されやすい例

他の疾患
歯周病や歯性感染病巣

他のアレルギー
香料、食品、化粧品等

他の歯科材料アレルギー
ホルマリン、レジン、ユージノール

機械的刺激
義歯性口内炎、修復物の鋭縁

天然歯に近い噛み心地。インプラント

インプラント
ご存知の通り、インプラント治療とはインプラント体とよばれる人工歯根を、直接顎の骨に埋め込む治療方法です。

天然歯に近い噛み心地で、入れ歯では食べづらかったお煎餅なども、バリバリと食べることができます。お煎餅などのカケラを詰まらせる心配もないので、嫌な痛みもありません。部分入れ歯やブリッジのように、他の健康な歯を削る必要がないのも、大きなメリットといえるでしょう。

このページでは当院のインプラント治療についてご紹介いたします。

年間200症例以上をおこなっている専門のドクター
【オペ室完備】グレードの高い治療環境
【CT撮影】神経などの位置を正確に把握。安全なインプラント治療
インプラントのメリットについて教えてください
インプラントのデメリットについて教えてください


年間200症例以上をおこなっている専門のドクター

年間200症例以上知っていますか?実は歯科医師免許を持っていれば、どの歯科医師でもインプラント治療が可能です。とはいえ、その技術はドクターのキャリア・経験によって大きく異なります。

当院では、年間200症例以上のインプラント手術をおこなっているインプラント専門のドクターが治療にあたります。数多くのインプラント治療をおこなっているドクターでも、年間100症例程度といわれていますから、いかに数多くの症例数があるかがご理解いただけるでしょう。

症例数の多さは、そのまま成功率の高さや技術の高さに繋がります。安心なインプラント治療を希望されるのであれば、術者の臨床経験数は必須といえます。

【オペ室完備】グレードの高い治療環境

オペ室完備インプラントの手術では、高度な処置をおこなうため、高い感染対策を施した設備が必要です。それに伴い、ドクター自身が治療に集中できる環境の整備も必須となります。

そうしたシビアな状況にも対応できるのが、専用のオペ室です。当院では、インプラント治療専用のオペルームを取り揃え、専用の各種専用の装置、機器を設置。グレードの高い治療環境で、ハイレベルのインプラント治療ができるよう環境を整えています。

【CT撮影】神経などの位置を正確に把握。安全なインプラント治療

安全なインプラント治療当院では、高精度で安全な治療をおこなうため歯科用CTを導入しています。CTとはコンピュータによって人体の断面写真を撮影して体組織を詳しく解析できる、優れた医療用診断機器のこと。

歯を支える顎の骨の下には、大切な神経や血管が無数に通っています。そのため、インプラントをしっかり埋めようとするあまり、神経や血管などを傷つけてしまうと、大きな事故につながることもありました。

そうした事態を防ぐために、事前にCT撮影をおこなえば、従来の検査では詳しく調べられなかった顎の骨の状態を正確に知ることができます。CTという心強い道しるべのおかげで、リスクが限りなく少ない治療を提供できるというわけです。

インプラントのメリットについて教えてください

天然の歯と同じように噛むことができる
インプラントは直接顎の骨に埋め込んでいますから、自分の歯に近い感覚で噛むことができます。そのため、ブリッジや入れ歯以上に食事もおいしく感じることが可能となります。

見た目も自然、発音も明瞭に
入れ歯やブリッジに比べて、見た目がとても自然です。口元を気にすることなく、大きな口を開けて笑うことができます。また、発音もしやすくなるので、しゃべるわずらわしさがありません。

ブリッジに比べて健康な歯を削らずにすむ
ブリッジは隣の歯を少し削る必要があります。しかし、インプラントは直接顎の骨に埋入する治療方法であるため、隣の健康な歯を削らずにすみます。そのため、残っている自分の歯の寿命を延ばすことができます。

他の歯に負担がかからない
たとえば、部分入れ歯ならバネを両方の歯にかけて固定するため、噛むたびに他の歯に負担がかかってしまいます。その結果、両方の歯が抜けやすくなるといったデメリットもあるのです。ところがインプラントには、こうしたバネはありません。ですから、残っている歯に負担がかからないのです。

掃除がしやすい
形が天然の歯に似ているので、入れ歯やブリッジに比べてお口のお掃除がしやすくなります。掃除がしやすいと、入れ歯のように口臭に悩まされることもありません。


自分の歯と同じ感覚
「噛む力が強く、自分の歯と同じ感覚がある」インプラントは、多くのメリットを備えた理想的な治療法といえます。とはいえ、インプラントにはいくつかのデメリットも存在します。

インプラントのデメリットについて教えてください

外科手術が必要
インプラントを埋め込むためには、外科手術が必要です。さらに、通常よりも精度の高いかぶせ物や上質の材料が必要となります。そのため、手術を含めると、比較的、高額な治療費が必要となってきます。

治療期間が長い
治療期間が他の治療に比べて長くかかります。治療期間は最短でおおよそ4か月から半年ほどで、インプラントの本数が多い場合や骨を増やす処理もおこなう場合などでは、1年以上になることがあります。

誰でも治療できるわけではない
誰でも治療できるというわけではありません。糖尿病などの全身疾患がある方は、インプラント手術ができない場合もあります。詳しくはお電話または、メールにてお問合わせください。

2010年10月14日

予防歯科で虫歯知らずのお口に

予防歯科
「歯医者さんには歯が痛くなってから行けばよい」あなたはこのように思っていませんか。「予防歯科」とは、これまでの「痛くなったら治療する」という考え方とは異なり、「お口の健康を維持する」という歯科スタイルのことです。

いつまでも健康な歯であるために、当院では予防の観点から3~6ヶ月に1度の定期健診をおすすめしています。当院では歯ブラシ指導・衛生指導に重点をおき、健診では歯の検査のほか、歯肉の検査や歯のクリーニングをおこないます。健診を受けていつまでも健康な歯と歯肉を保ちましょう。

当院の予防歯科メニュー

歯周ポケットのチェック
歯周ポケットといは、歯と歯茎の間にある溝のことで、通常1~2㎜の深さがありますが、細菌が侵入して歯周病が進むと深くなります。ポケットの深さは溝の深さをプローブという器具で測定しています。これらの検査結果やレントゲン写真などをもとに歯周病の状態を検査し、必要な場合は治療をおこないます。

虫歯チェック
レントゲン写真で表からは見えない歯根や歯肉の中の状態をチェックして虫歯がないかどうか細かく検査します。当医院が使用しているデジタルレントゲンには、以前撮ったレントゲン画像と現在のレントゲン画像を比較して歯の長期間の経過観察を正確におこなうことができるというメリットがあります。

歯磨き指導
虫歯や歯周病の原因の多くがブラッシング不足です。「私は毎食後磨いているのに虫歯になってしまう」という人がいらっしゃいますが、「磨いている」のと「磨けている」のには大きな違いがあります。自分ではしっかり磨けているつもりでも歯と歯の間や奥歯の裏側、利き手側の奥歯は磨き残しが多いものです。当院では患者さんお一人お一人の、お口の状態や歯並びに合った正しい歯磨き指導をおこなっています。

PMTC(歯のクリーニング)
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは「プロフェッショナルな歯科医療従事者(歯科医師、衛生士)による器具を使ったお口のクリーニング」のことをいいます。

虫歯や歯周病の原因になるプラーク(歯垢)は普段の歯磨きでは充分に取り除くことができません。PMTCでは歯科医師・歯科衛生士が歯の表面についたプラークや沈着物を専用の医療器機を使ってクリーニングした後、プラークの付着を防ぎ、歯質を強くするフッ素塗布をおこないます。

歯のクリーニングであるPMTCはドリルを使用しないので治療のような痛みを感じることはありません。とても爽快感があり、口腔内がキレイにクリーニングされたことでお口の健康を保つ意識がより高くなります。

厚生労働省より指定された施設

厚生労働省より指定
当院は厚生労働省より指定された「指定研修施設」と呼ばれる歯医医院です。

指定研修施設に認定されるには、厚生労働省が定める設備、研修実績、歯科医師・衛生士数などの基準を満たすことが条件。スタッフの治療技術はもちろん、院内環境において、高い水準をクリアした医院にだけ与えられる国の認定資格です。

デジタルレントゲン

デジタルレントゲンこれまでのフィルムレントゲンに比べ現像が不要。撮影した画像をすぐに確認できます。レントゲン撮影後に患者さんをお待たせすることなく、検査結果をモニター上で確認しながらカウンセリングができます。また、X線の被ばく量も従来の1/4~1/10以下と少なく、小さなお子さまも安心です。

滅菌環境

オートクレーブ滅菌(高温高圧蒸気滅菌)滅菌環境
高圧力の蒸気で滅菌することにより、肝炎ウイルスはもちろん、ほとんどの微生物は死滅します。治療用小器具は消毒薬の入った超音波洗浄器で汚れを取った後に滅菌しております。

滅菌パック
器具は患者さんごとに交換し、滅菌処理を施します。処理後は密封した状態で管理しており、安全で清潔な状態を保ちます。また、コップやグローブなどは、使い捨て(ディスポーザブル)を徹底しております。

全国でも数少ない歯科アレルギー外来を設置した医院です

歯科アレルギー外来を設置
「歯科治療を受けてから、体調がどうもすぐれない」

――そんな症状でお悩みの方はいらっしゃいませんか?当院では、歯科材料が原因、もしくは誘導物質となっていると思われる疾患や症状の検査をおこない、実際の治療までをおこなっている医院。

一方で、私自身は東京医科歯科大学歯学部附属病院にある歯科アレルギー外来の臨床教授として、数多くの歯科アレルギー検査診断、治療をおこなっています。

実際のところ、全国約68,000件の歯科医院の中で、歯科材料による金属アレルギーを専門的におこなっているのは、ほんの100医院程度しかありません。

大学病院のような最先端の施設でも非常に少ない。ですから、こうした歯科アレルギーに特化した治療ができるのは、ほんの一握りのドクターというわけですね。

現在、世の中にはたくさんの歯科アレルギーの情報が出回っていますが、間違っている情報・説明が不十分な情報も少なくありません。そこで正しい歯科アレルギーの情報を提供すべく、このホームページを立ち上げました。

「自分は歯科材料によるアレルギーかも?」と感じているのなら、ぜひ一度熟読していただくことをオススメします。

幅広く歯科材料を取り揃えています

歯科材料多数当院が常に意識しているのは、「身体に優しい治療をおこなう」ということ。

歯に入れる金属の詰め物ひとつにしても、患者さんによってはアレルギー症状があらわれる可能性があります。
ですから、院内には一般の歯科医院とは比べ物にならないほど、数多くの歯科材料を取り揃えています。

たとえば、歯を削った後に詰めるプラスチックの材料なら、7~8種類(通常は3種類程度)。詰め物などを歯に接着する歯科用セメントであれば、随時10種類以上取り揃えています。アレルギーの不安なく患者さんに安心して治療を受けていただくための当然の備えだと考えております。
歯科材料多数


いわば大学病院の分室。質の高い治療を提供します

最先端治療大学病院レベルの質の高い治療環境を取り揃えているのも、当院の自慢のひとつ。デジタルレントゲン・歯科用レーザー・インプラントシステム・オペ室などの設備を院内に導入しています。

また、感染対策にも高い意識をおいており、当然使用した器具は患者さんごとに滅菌。コップやグローブなどは使い捨て(ディスポーザブル)を徹底するようにしています。まだまだ日本の臨床現場では、感染対策への意識が低いのが現状です。そのような現状のなかで、当院は最先端治療の牽引役として、リードしていければと思っています。

ただひとつ確認しておきたいのは、こうした環境もそれを操るドクターの腕と経験があってこそです。そうでなければ、せっかくの環境も意味を成しませんからね。

さきほども言いましたが現在、私は東京医科歯科大学歯学部附属病院にも週に数日勤務しています。ですから、そもそも当院は同大学病院の分室のような位置づけ。こうした環境は患者さんにとって安心できると思っています。歯のトラブルでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

プロフィール

プロフィール医療法人社団優恒会松村歯科医院理事長/松村光明

東京医科歯科大学歯学部附属病院歯科アレルギー外来臨床教授
日本臨床環境医学会評議員
東京医科歯科大学臨床研修施設指定医療法人社団優恒会理事長

1980年 東京医科歯科大学歯学部卒業同第2歯科補綴学教室入局
1987年 同第2歯科補綴学大学院卒業
1990年 医療法人社団優恒会松村歯科医院開設(世田谷区)
     東京医科歯科大学第2歯科補綴学教室非常勤講師
1997年 日本歯科補綴学会認定医・指導医
1999年 東京医科歯科大学歯学部歯科アレルギー外来臨床教授
2003年 日本臨床環境医学会評議員
2004年 医療法人社団優恒会クローバー歯科医院開設(練馬区)
2005年 医療法人社団優恒会松村歯科医院
     東京医科歯科大学臨床研修施設指定
2006年 日本審美歯科学会日本接着歯科学会

2010年4月26日

歯周病はどうやって治すのでしょうか?

歯周病が進行し溶けてしまった骨は戻すことができません。とにかく症状を悪化させないようにすることが大事です。

歯周病の原因は何よりも歯垢です。歯周病になってしまった際には、根源である歯垢=細菌をいかに減らしていくかが重要なポイントです。細菌を減らすためには、まずご自身の毎日のブラッシングによって今以上に細菌を増加させないことが大切です。

歯周病はどのように予防するのでしょうか?

歯周病を予防するためには、何よりもまずプラークコントロールが不可欠です。歯の周辺に付着したプラーク(歯垢)を除去し、細菌を減らすことで歯周病の進行を食い止めることができます。

歯の上側の歯垢は、ご自身の毎日のブラッシングによって取り除くことができますが、歯肉の内側深く入り込んだ歯垢は、ご自身で除去できないため歯科医院にて清掃を行う必要があります。ご自身と歯科医院の相互の取り組みによって、歯周病を予防していきます。

歯周病は何歳位から起こるものですか?

歯周病は成人してから起こるものと思われていますが、実は歯周炎の前段階ともいえる歯肉炎は幼少期から起こりうるものなのです。

また、歯周炎は痛みなどの自覚症状がほとんど無いために、発見が手遅れになることもしばしばです。歯周病を予防するために、毎日の歯磨きと歯科医院での定期検診が重要です。

歯周炎と歯肉炎は違うものですか?

歯周炎は炎症が歯の周辺の広範囲に及んで、歯肉だけでなく歯を支える歯槽骨まで広がります。その症状には個人差があり、大半の歯槽骨を失うほどの重いケースもあります。

一方で歯肉炎は炎症が歯肉のみに及んでいる症状で、歯の周辺の歯槽骨は正常な状態にあります。

歯槽膿漏と歯周病は違うものですか?

同じものです。

これまで、歯の周辺の歯肉が腫れ、膿が出るという症状から「歯槽膿漏」という名称が主に使用されていました。一方で最近は、歯肉だけでなく、歯を支える歯槽骨を始め、歯の周辺の広範囲に様々な症状が表れるため「歯周病」という名称が多く用いられるようになりました。

歯周病とは、どんな病気なのですか?

歯周病とは「歯を支える骨が溶ける病気」です。

歯と歯茎の境目についた歯垢(プラーク)から歯の根にそって菌が入り込み、歯を支えている周りの骨をじわじわと溶かしていき、最後には歯が抜け落ちてしまいます。

歯肉に炎症がおきた状態を歯肉炎、歯槽骨などを支えている組織全体が崩れてしまう病気を歯周炎といいます。

また、歯周病は「沈黙の病」などと呼ばれるようにほとんど自覚症状がないため、気付かない間に悪化させてしまうことがよくあります。

発音しにくくなった気がします

お口の中の環境が変化したためです。これは慣れなのですが、慣れる期間については個人差があります。

頬や舌のあたりを、噛んでしまいます

歯のない期間が長期に及ぶと、歯のなかったスペースに頬や舌が入り込んできます。そこに新しい歯が入ると頬や舌の筋肉がその変化に対応できずに、舌や頬を噛んでしまう事があります。

筋肉は徐々に慣れていきますから、心配はありませんが、一度噛んでしまうと腫れてふくれるので、また噛んでしまうという悪循環が生じてしまいます。

あごの骨が少なくなってきた気がします

歯槽骨(あごの骨)は、加齢とともにある程度吸収していきます。インプラント周囲骨も例外ではなく、骨はある程度失われていきますが、過重負担や感染、免疫のバランスが崩れると骨吸収はさらに加速します。

インプラント周囲骨が大きく吸収してしまった場合、もしかすると同じ部位へのインプラント再治療は不可能かも知れません。その場合は別の治療法を検討することになります。骨吸収をいかに最小限に抑えることができるか、ということがインプラント治療の今後の課題です。

鼻から頬にかけて、感覚異常があるのですが......

上顎洞炎の可能性があります。上顎の上方には上顎洞という鼻に通じる空洞が存在します。(この上顎洞の役割は今だ解明されていません)

歯やインプラント体の先端は、この上顎洞と接近しているために、細菌感染が起きた場合、この上顎洞にも炎症が波及してしまう可能性があるのです。天然の歯でも見受けられる症状です。

インプラントをして数年後にインプラント体が動揺・脱落してしまった

多くの場合、インプラントの過重負担とインプラント周囲の感染症が原因です。
揺れているインプラント体を、ムリにお口の中に残しておくと、周囲の骨がさらに無くなってしまいます。早期に取り除くべきです。インプラント体を取り除いて骨と粘膜が治るのを待ち、再び新しいインプラントを植立するか別の治療法を選択するかを検討します。

感染に関しては、インプラントも歯と同じように歯周病にかかる事があります。
病気や免疫・体調の変化で、さらに加速する事もありますから、日ごろのプラークコントロールは重要です。また、ちょっとしたかみ合わせの変化が、インプラントをだめにしてしまう事もありますので、定期検診は必ず受けるようにしてください。

噛みごこちが少し違うのですが......

天然歯には、歯とあごの骨の間に歯根膜というクッションがありますが、インプラントにはこのクッションがないので、噛んだときの力が骨に直接伝わるためです。周りの歯とのバランスを考えながら噛み合わせの調整をします。

歯と歯茎の間・歯と歯の間に食べ物がつまりやすくなった気がします

インプラント体ともとの歯の根の太さが異なることに起因します。
歯と歯茎との隙間が天然歯の時と全く同じ状態にならないことが関係しています。
もちろん人工歯を製作するときは詰まりにくいように色々な工夫をして設計するのですが、食べ物がつまらない形態というのは詰まってしまった汚れを逆にとりにくく、歯ブラシしにくい形態なのです。

歯磨きのしやすい形態も考慮していますのである程度はブラシでうまく対処していただくことが必要ですが、ちょっとした修正で改善できる事もありますから主治医にご相談ください。

インプラントはどのくらいもちますか?

患者さんのお口の中の衛生管理に大きく関係してきますので、お口の衛生状態が悪いとインプラントの寿命が短くなる場合もあります。
インプラントの歴史は1950年から始まり、実用化されたのは1965年からです。実例として、1965年にインプラントを行った患者が亡くなるまでの41年間問題なく機能しておりました。

つまり40年間耐えられる実績は証明されております。常に衛生状態を良好に保ち、担当医師や衛生士の指導に従っていただくことが大切です。インプラントの10年生存率は95~97%前後です。

手術後に注意することはありますか?

手術当日は、激しい運動、入浴(長湯しなければシャワー等は問題ありません)、飲酒も避けてください。また、感染を防ぐため、出された薬をきちんと飲んでください。うがい薬は手術翌日から使い、患部を清潔に保ってください。

自分の歯と同じように噛むことはできますか?

自分の歯と同じように考えていいと思います。自分の歯で噛める物はインプラントでも噛めます。

定期的な検診は必要ですか?

インプラントはチタンのため虫歯にはなりませんが、歯周病にはなります。また歯周病になると非常に進行が早いため、予防するために定期的にクリーニングが必要です。

手術後は歯が抜けたままですか?

ほとんどの場合、仮歯もしくは入れ歯を入れるようにしております。手術によってはすぐ入れられない場合もあります。ご相談ください。

薬は飲まなくてもいいですか?

痛みがなくても抗生物質と痛み止めは服用してください。感染予防と炎症を和らげる効果があります。

手術後の歯磨きはしてもいいですか?

手術した部位の歯ブラシは避けてください。縫い合わせている糸が切れたり傷口がひらいたりしますので、他の部位を歯ブラシで丁寧に磨くことをオススメします。汚れると感染の原因になるからです。

その際、歯磨き粉は使わないようにしてください。また、歯磨きの後の「ぶくぶくうがい」もしないようにしましょう。どうしても、という方は軽くゆすいでツバを吐く程度でお願いします。

手術後のお風呂は大丈夫ですか?

できれば軽いシャワー程度にしてください。体が温まると血流が盛んになり痛みが出たり、出血の原因になります。

手術後の食事は大丈夫ですか?

ほとんどの場合、術後3~4時間ぐらいで麻酔が切れます。しびれが切れれば食事をしても大丈夫です。ただ、できるだけ手術をしてない箇所で食べ物を噛んでしてください。また、できれば柔らかい物をいただいてください。栄養をとった方が抵抗力がつきますので早く治ります。

手術後の運動は大丈夫ですか?

できるだけ運動は避けてください。体が温まると血流が盛んになり痛みが出たり、出血の原因になります。また体が疲れると抵抗力がなくなり治りも悪くなります。

手術後、腫れたりしませんか?

患者さんによっては外科的刺激が大きくなり少し腫れることもありますが、それ自体は手術に対しての当然の反応なので心配はいりません。多くの方は3~4日後に腫れがピークとなり、約1週間ほど経てば完全に収まります。

他人からインプラント治療を受けたことが分かってしまいませんか?

外観からインプラントをしていることに気づかれることは、まずありません。
インプラント治療において重要なのが、前歯の治療になります。近年この問題を解決すべく、さまざまなタイプのインプラントやそのパーツが開発されました。

ですから、食事中に外れたり、カタカタ音がしたり、会話中発音障害などもほとんど起こりません。インプラントは自分の歯と同じように何でも噛め、食事を楽しむことができます。

インプラントが歯周病になったらどうしますか?

軽度の場合は歯周病の治療を行います。重度の場合は手術が必要となってきます。場合によっては抜くしかできないこともあります。とはいえ、定期検診に通うことで歯周病の予防ができます。

将来、体に害はないですか?

害はないと考えていただいても、差し支えありません。ただし、チタンアレルギーの方は注意が必要です。万が一チタンアレルギーがあった場合、しばらくすると抜けてしまうからです。

食べ物で気をつけたほうがよいものはありますか?

堅い物を噛むと歯が割れる時があるように、あまり堅い物はやめた方がいいと考えております。普通に食べられる物であれば問題ないと思います。

インプラントが失敗したらどうなりますか?

患者さんが再手術を望めば、もう一度インプラント手術を行います。再手術の費用は保証内で行います。

手術後の入院は必要ですか?

入院は必要ありません。一応手術後は安静にしていただくように説明しておりますが、デスクワークなどの事務処理などの仕事は差し支えないと思います。

治療期間はどのくらいですか?

早い方なら、約2ヶ月程度で正常に噛めるようになっています。ただし、患者さんの食いしばりや歯ぎしりなどにより、多少伸びる場合もございます。

また、歯周病治療直後のインプラント埋入など、手術のリスクが高かった場合は、少し様子を見なくてはいけないためさらに数ヶ月かかります。

手術中はずっと口を開けてなくてはいけませんか?

器具の取り替え時など、患者さんが口を楽にする時間を設けておりますので、どうぞご安心ください。

手術時間はどのくらいかかりますか?

1~3本ぐらいであれば、1時間〜1時間半ぐらいで終わります。また、骨を作ったりと複雑な手術になるともう少し時間がかかります。

インプラント治療の成功率は?

成功率は90%の後半です。失敗の原因は色々ありますが歯周病菌などの感染などが考えられます。とはいえ、再手術を行うことができます。

インプラント治療はやはり大変ですか?

以前のインプラントご存知の方は、「大変な手術をして入れるもの」というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。しかし、ここ十数年で素材や形態・植える方法が改良され、以前より簡単に処置できるようになりました。

最近では、素材が良く処置が以前に比べて簡潔になったことから、インプラントの件数も増えてきました。また、長期的にも機能することも分かってきました。

しかし一方で、やはりケアの重要性と適応症例の幅が問題となっております。まずは、全身疾患がなく喫煙されていない方が条件になってきます。喫煙は予後が悪く数年しか持たないケースが多く報告されております。

手術は痛いですか?

インプラントの手術は局部麻酔をかけますので、痛みはありません。
当院では、最新の技術を使用して、痛みの少ない治療を行っております。

高血圧ですが、インプラント治療はできますか?

血圧は薬でコントロールされていれば、問題ありません。

しかしながら、服用されている薬や症状など一人ひとりケースが異なる内容となりますので、事前に必ずご相談ください。

喫煙者ですが、インプラント治療はできますか?

喫煙者は絶対にインプラント治療が受けられないというわけではありません。とはいえ、喫煙はインプラントだけでなく、歯周病に対しても症状を悪化させる原因のひとつです。

タバコを吸われる喫煙者は、非喫煙者に比べインプラントの成功率が低いことが、学会の発表でも証明されております。タバコのニコチンによる血流阻害や血管収縮はインプラント治療に悪影響を及ぼすからです。

骨の量が少なくても大丈夫ですか?

骨の少ない方は骨を増やす手術(GBR法、サイナスリフト法、スプリットクレフト法など)を行えば、問題ありません。ただし、これらの手術には、外 科手術を必要とします。外科的な負担が少ない方がいいという方は、ショートインプラントなど負担が少ない方法を選択しております。

インプラントはどの歯科医師でもできますか?

基本的には、歯科医師免許さえあれば誰でもインプラント治療は可能です。とはいえ、大学病院などの施設でしっかり研修を積んできた歯科医師による治療が安全だと考えております。

なかには外科手術の経験が少ない歯科医師もいますので、よく質問し検討してください。

即日インプラント(その日のうちに歯が入るインプラント)はできますか?

患者さんの状態によります。具体的には骨の硬さとか、骨の厚みなどにより違いますが、状態がいい場合、その日のうちにインプラントを埋入し、仮歯を入れることができます。一度、ご相談ください。

インプラントの上にかぶせる「かぶせもの」が壊れることはありますか?

かぶせものは金属であれば壊れませんが、セラミックなどの素材では壊れたり、かけたりする事があります。とはいえ、保証期間がありますので保証期間内であれば保証内容にて再治療します。

インプラントができない人はいますか?

18歳未満、心臓病、重度の糖尿病、重度の骨粗しょう症など健康状態が著しく悪い方は適しておりません。心配な方はご相談ください。

金属アレルギーは大丈夫ですか?

インプラントはチタンでできています。

チタンは金属の中でもかなりアレルギーは少ない金属です。しかし、もしチタンアレルギーの方にインプラントを入れると、インプラントが抜けてきます。チタンアレルギーの疑いがある場合はパッチテストなどで調べる必要があります。

糖尿病ですが、インプラント治療はできますか?

糖尿病は一般的には、インプラント治療はできないとされています。しかし、医師の管理のもとで、コントロールされている軽度の糖尿病の方は治療を受ける事ができます。

ただし、患者さんによって症状が違いますので、ご相談の上最適な治療法を提案いたします。

噛み合わせが悪くても大丈夫ですか?

噛み合わせなどを含めて総合的に診断を行い、治療計画を立てますので、問題はほとんどありません。

2010年4月21日

奥歯をセラミックにしても割れませんか?

セラミックは天然の歯と同等か、それ以上の強度がありますので問題ありません。かぶせものやつめものに使用可能です。ここ最近では、お口を開けた時に見える金属をきらい、奥歯にも審美的に綺麗な白い歯を求められる方が増えてきています。

歯と歯の隙間が気になるのですが......

いわゆる"すきっ歯"には、歯の表面を薄く削り、セラミックを接着し修復する「ラミネートベニア」という治療方法があります。歯を削る量も少量で済み、治療回数も2回程度で歯と歯の隙間を治すことができます。

とはいえ、剥がれる危険性があったり、歯の大きさや向きを大幅に変更することはできません。

セラミックは変色しませんか?

セラミックとは陶材のことで、ご存知のように食器などに使用されている素材です。当然、陶器と同じように水分の吸収が無いため、変色せず、歯を白く 保つことが可能です。また、セラミックの最大の特長は、他の素材に比べて天然の歯に最も近い色調と透過性を再現できることです。

もし、治療後の歯を自然な色合いに仕上げたいとお考えなら、セラミック治療をお勧めいたします。

銀歯を目立たなくする方法はありますか?

銀歯のつめものを一度はずし、白く透明感の高いセラミック製の素材につめ替えることにより、自然な色合いになります。

審美歯科治療に保険は適用されますか?

歯科診療は保険診療と自費診療に分けられるのですが、審美歯科治療は、使用する材質によって保険の適用外になります。しかし、保険が適用されるレジンや金属より、保険外ではあってもセラミックの方が美しく耐久性があります。

真っ白な歯で笑顔に自信を持ちたいのですが、費用が心配です。

歯を治療するにあたり、経済的負担を考慮することも大切な要素だと考えています。当院では、予算に応じて「ここは保険で」「ここは部分的なつめもので」とプランニングし、最小限におさえた費用をご提示いたします。

またクレジットカードのお支払や、分割払いのデンタルローンも可能です。

どのくらいの期間で治りますか?

治療する歯の本数、内容によってかなり異なります。単純にかぶせるだけなら最短2回ですが、より綺麗に治すために回数がかかることもあります。当院では、なるべく治療期間、回数を減らすように努力しておりますが、詳しくは診断後の判断になります。

審美治療ってなんですか?

審美歯科とは、歯科的機能回復(良く噛める)だけではなく、美しさと自然な口元にも焦点を当てた、総合的な歯科治療のことです。審美治療(美しく白い歯・綺麗な歯並び)を受けることで、最初うつむき加減だった患者さんが、見違えるように自信を持ち始めたケースもあります。

「口元にコンプレックスがある」「歯の色が気になる」などの悩みをお持ちの方、ぜひ一度ご相談ください。


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