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どのように治療するのですか?

金属アレルギーとひとくちにいっても、私たちの身のまわりには、いろいろな種類の金属があります。どの種類の金属が患者さんの体質に合わないかを正しく調べることが大切です。

パッチテスト
お口の中の金属にアレルギーがあるかないかを調べるために、歯科用金属をすべて網羅した、歯科用金属シリーズパッチテストを用いて、パッチテストをおこないます。

ちなみに、このパッチテストは、東京医科歯科大学附属病院歯科アレルギー外来で実施しているものと全く同じ検査です。
パッチテスト

口腔内金属成分検査分析
パッチテストでアレルギーのある金属元素が判明すると、それがお口の中にあるのかを調べる検査をおこないます。お口の中の金属は外さずにそのまま検査が可能な方法でおこないます。具体的には、タービンを使って金属の表面を擦(なす)り、金属粉末を採取して分析します。

アレルゲン除去
分析の結果、アレルゲンが口の中の歯科金属に含んでいると判明した場合、これらを除去する必要があります。具体的には詰め物・被せ物・入れ歯などを、アレルゲンフリーの材料(セラミックやプラスチック)への交換治療をおこないます。

<アレルゲンフリーの材料>
オールセラミックス
白く透明感のあるセラミックス(陶器)を使用した被せ物です。内部に金属を一切使用していないため、歯を自然な色合いにしていきます。長く使用しても変色することもありません。

歯周病などで歯肉が下がっても、差し歯独特の黒いすじが見えないといった特徴もあります。近年では人工ダイアモンドである「ジルコニア」を使用した高い強度を持ったオールセラミックが注目されています。

ノンクラスプデンチャー
金属のバネ(クラスプ)を使わず、装着していても人目につきません。また、弾性と強度があるので、装着感が少なく、壊れにくいといった特徴もあります。

ほかにも、材質のつなぎ目がほとんどないため、お掃除がしやすく衛生的といった点があげられます。


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